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不穏かつ淫靡ーー
詩人黒崎水華が放つ、そぼ濡れた花弁のような言語世界。
エロスとタナトスが読後ーーあなたに憑くだろう。
詩小説『文学の数式』(文芸社)以降15年の時を経て時を経て生み出された待望の詩集、遂に完成!
A5版
本文144ページ、帯文 井上雅彦
以下帯文よりーーー
黒崎水華の紡ぎだす言葉たちに触れると、
なんとも不思議な共感覚(シナスタジア)が、脳内で燦めき、響き、薫り立つ。
あたかも、夜の詩神(ミューズ)の唇から溢れだす葩(はなびら)。文字に託された肉声。
本書こそ、闇を愛し、言霊に愛された、稀有なる幻詩者の捧げもの。
――作家 井上雅彦――