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「ひだり手枕の語り口は多様に展開する。さらにはそれぞれの言葉が強い身体性を持ち、まるで一体の肉体を形作るように物語へと集合する。
そのようにして認められた詩の肉体はどこに向かうのか。あらゆる局面で対比構造を持つこの詩集の中で。
「食う」か「食われる」か、「羽化」から「無化」への変容の時にか、「エクソン(翻訳配列)」と「イントロン(介在配列)」のあわいへか、「佐藤耳彦」と「ひだり手枕」の虚構の詩劇の中にか。
この稀有なる迷宮を持つ詩集の幕は上がった。」
詩人 広瀬大志
これまでKindleで電子書籍の詩集を発売してきた「21世紀のアントナン・アルトー」 ひだり手枕の形ある詩集がついに発売!
幽玄と構造の彼方に旅発つ新感覚現代詩集の登場です。
絶対にお見逃し無く!
2023/11/11発売
本文100ページ
サイズ A5版
限定部数発行
帯文 広瀬大志
表紙 猫町すみす